骨盤を動かすことができますか?

こんにちは!姫路市飾磨区にあるコンディショニング&フィットネススタジオAlter(アルター)のHirokiといいます。

今回はお家で簡単にできる「骨盤の操作を行う体操」をお伝えできたらと思います。

骨盤の動きって大事なの?

どうして骨盤?ってなりますよね。

骨盤の位置ってとても重要で、骨盤が前に傾いたり、後ろに傾くことによって、日頃使う筋肉って変わってくるんです。

例えば、反腰の方

骨盤が前に傾いていますよね。

骨盤が前に傾くということは、腰の筋肉や太ももの前の筋肉に力が入ってしまい、筋肉が硬くなってきます。

反対に骨盤が後方に傾いている方はお尻の筋肉が硬くなったり、適切に力が発揮できなくなったりしてしまいます。

このように骨盤の位置関係で張ってくる筋肉や弱くなってしまう筋肉に差が生まれてきます。

(筋肉のアンバランスが骨盤の位置を変えているということも言えます)

差が生まれるということは負担になる部分が偏ってくるため、腰痛や肩こりなど体の不調に繋がってきます。

では、どのように骨盤を修正していけばいいでしょうか?

おすすめの骨盤体操

骨盤の動きを出していくために必要な運動ってたくさんあります。

今回は一番初めのステップになる「骨盤の動きを把握する」ことを意識した運動をお伝えしますね。

骨盤の操作練習(初級編)

この運動が基本の運動になります。

これができると、上級編になります。

骨盤の操作練習(上級編)

これは少し難易度が上がります。

骨盤を後傾させると「腹斜筋」と呼ばれる体幹の筋肉や「大殿筋」と呼ばれるお尻の筋肉に力が入るようになりますし、骨盤を前傾させると「多裂筋」と呼ばれる腰の筋肉や「腸腰筋」と呼ばれる、背骨に沿って股関節の付け根を動かしている筋肉に力が入ります。

いずれも体のバランスを取るためにとても重要な筋肉となっていて、この筋肉がしっかり動かない状態での運動は怪我にも繋がってきます。

ウォーキングやジョギングなど、運動する前の準備体操に使ってみてください。

投稿者プロフィール

井ノ元 宏希
しなやかで軽い体を作る専門店コンディショニング&フィットネススタジオAlter代表。理学療法士歴15年。ICU〜在宅まで幅広く経験。認定理学療法士(運動器・呼吸器)、呼吸療法認定士、心リハ指導士。知っていることで悩みが解決することもあります。このブログで少しでもお力になれたらと思っています。