ストレスと凝りの関係

こんにちは!コンディショニング&フィットネススタジオAlterのHirokiです。

今回はストレスと凝りの関係についてまとめました。

凝りで悩んでいる方は多いと思います。原因は様々ありますが、ストレスも凝りの原因の一つとなります。

原因を知ることで対策できることはたくさんあります。ぜひ読んでみてください。

凝りとは

凝りとは、筋肉が過度に緊張し、硬くなってしまう状態を指します。この状態になると、筋肉に痛みや不快感を感じることが多く、時には動きに制限がかかることもあります。

凝りの原因は?

一般的には「姿勢の悪さ」や「冷え」、「運動不足」など様々ありますが、共通しているのは

循環が良くない

が共通点になります。

姿勢が悪いことで、常に一定の筋肉に力が入ってしまい、その筋肉の循環が悪くなる。

冷えることで血管が収縮してしまい、循環が悪くなる。

運動不足によって筋内血流が上手にいかなくなり、循環が悪くなる。

脳梗塞後などの筋緊張の亢進などを除いては血流量が共通点ということが多いです。

そのため、温泉やマッサージで循環を回復させるようなことを行うと一時的に凝りがマシになったりします。

ストレスと血流の関係

血流が大事という説明を行いましたが、ストレスは末梢組織の血流量を低下させてしまいます。

そこで関与してくるのが「交感神経」になります。

ストレスが発生すると、身体は「闘争・逃走反応」を引き起こします。

この反応が交感神経を活動させ、いわゆる戦いモードとなります。

この交感神経は血管を支配していて、交感神経が反応すると血管が収縮する→血圧を上げる

という反応を示します。

一時的なものであれば血圧を上げることで血流量が増えますが、慢性的になると血管自体が硬くなって末梢循環は悪くなってしまいます。

ストレスの対処法

一番いいのはストレスの原因を取り除くことになります。

原因としては睡眠不足などの不摂生、暴飲暴食、人間関係などたくさんあるため特定難しいと思います。

思い当たる原因がたくさんある場合は健康的な生活を送るということも一つになりますが、運動もストレスを軽減させる方法の一つとなっています。

ウォーキングやサイクリング、プールなどの有酸素運動は交感神経の働きを抑制してくれる効果があると言われています。

凝りがなかなか取れない方は、ストレスや体の循環が悪くなっているといった全身的な問題であることも多いです。

急な対処が難しくても一つの対処方法として把握しておくことで、増悪しない予防であったり、ちょっとした対策は可能になってきます。

それでもなかなか凝りが取れない方は筋肉のバランスや姿勢、といった部分にも問題がある可能性もあります。

そういった場合、一度Alterにご相談ください。

投稿者プロフィール

井ノ元 宏希
しなやかで軽い体を作る専門店コンディショニング&フィットネススタジオAlter代表。理学療法士歴15年。ICU〜在宅まで幅広く経験。認定理学療法士(運動器・呼吸器)、呼吸療法認定士、心リハ指導士。知っていることで悩みが解決することもあります。このブログで少しでもお力になれたらと思っています。

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