姿勢が悪かった過去
こんにちは!
コンディショニング&フィットネススタジオAlterのHirokiです。
今日は僕自身の過去についてお話しようと思います。
僕は昔から猫背でした(昔は遺伝やサッカーをしていたせいにしてました)。誰がみても分かるぐらい強めの猫背で、自分自身も把握していましたし治す努力をしていました。
理学療法士という仕事に就いてからは科学的根拠に基づいて色々なことを試行錯誤してきました。
そんな過去もあり「ストレッチ」と「姿勢改善」については難しいのかなっていう風に考えていました。
ストレッチに関しては柔軟性の獲得は成長期が終わるまで効果はあっても成長期が終わって以降は難しいと思っていましたし、実際に論文の報告でも効果があるとする論文もあれば効果がないとする論文もありました。
自分の体で試しましたが効果は薄かったです。猫背も変わらないままでした。
姿勢改善に関しても姿勢が悪い=筋肉をつけるというぐらいのイメージだったので、実際に自分の体を使って背部を中心とする筋トレなど行いましたが、効果が乏しく改善は難しいという結論を持っていました。
いずれも浅かったと反省しています。(どちらも不正解ではなく、方法や考え方が間違っていました。)
そんな昔から色々試行錯誤している中でjoint by joint theoryという理論やpilatesに出会うことになりました。
これらの理論は新しいものではなく、基本的な医学を上手に掛け合わさってできているものでした。
基礎医学の上に成り立っているので理論的にも納得するものがありましたし、実際に試してみると少しずつですが自分自身の可動域や姿勢は改善していきました。
これは自分の中ですごく勉強になった出来事でした。
そこから、これらの理論をしっかり学び(コースも受講してきました)、自分の元々持っている知識や技術と掛け合わせることで自分自身がバージョンアップしたと思っています。(自分で言う間はまだまだですね。笑)
見た目が良くなっただけではなくて、起床時の腰のだるさや、肩こりなどの体の不調はほとんどなくなり身長も伸びました。
体を根本から治していくことを考えるとこれだけでは不十分で、日本では筋膜リリースと言われているFasiaの知識や関節運動学の知識、呼吸や循環を含む生理学的な知識も必要になります。今後発展する医学をうまく取り入れていくことは大切ですが、自分自身の体でも試しながらいいものを安全に提供できたらと思っています。
コンディショニング&フィットネススタジオAlter代表。理学療法士歴15年。ICU〜在宅まで幅広く経験。認定理学療法士(運動器・呼吸器)、呼吸療法認定士、心リハ指導士。論文執筆経験あり。関節ファシリテーションや運動器エコー、ピラティスなどを学んでおり体について悩んでいる人を運動療法で救っていきたいと思っています。