今回ご紹介させて頂くお客様は70代の腰痛に悩まれてご来店されたお客様です。
来店して約1ヶ月半となります。
整形外科では脊柱管狭窄症と診断されており、薬と湿布で様子をみる形となっていましたが、ぎっくり腰なども起こすようになり、しっかりと体作りをしたいということでご来店されました。
若い頃から仕事では運転が多く座っていることが中心となっていました。
初回の評価では骨盤が前方に位置しており、背骨(背中部分)の関節が屈曲しており、いわゆる猫背の状態となっていました。
前屈では下部の胸椎が大きく動いており、その他の背骨部分はあまり動いていなかったので、その原因を評価しながらプログラムを立てていきました。
他にも背骨の柔軟性が低下していることに加えて体幹を安定させる体幹筋やお尻、もも裏の筋肉が弱くなっており、不良姿勢と繋がっていました。
体幹筋のトレーニングに加えてお尻の筋肉やもも裏の筋肉のエクササイズ、背骨の柔軟性をだしていくエクササイズ(動画参照)を行い、来店約1ヶ月半ですが姿勢や動作時の動きも少しずつ変化してきておりできる動作も増えてきています。
来店後は日々の姿勢も注意するようになったとのことで、座っている時の姿勢が奥さんより低い目線になっていたところ、今では座った時の目線が奥さんより高くなったと仰っていました。
写真の説明
《立っている姿勢》
最初は骨盤が前に出ているスウェイバックという姿勢となっていますが、少しずつ改善してきています。また背筋も少しずつですが伸びてきています。
《前屈姿勢》
初回は一箇所で大きく曲がっていたところ、少しずつ背骨全体で曲がるようになってきました。曲がる角度が大きければ良いという訳ではなく、腰の負担を考えると脊柱全体で負担を緩衝していくことが良いので、全体がしっかり使えるようにプログラムを立てています。
《後屈姿勢》
背骨の柔軟性が乏しく時間がかかるとは思いますが、理想は綺麗なカーブを描けること。引き続き背骨の柔軟性を出していきます。





