体を治す「運動」
おはようございます。
姫路市飾磨区にあるコンディショニング&フィットネススタジオAlterのHirokiです。
今日は体を動かすことの大切さについてお話したいと思います。
病院でリハビリをしている時によく耳にしていたことがあります。
「膝が痛くて、マッサージに通ってました」「腰が痛かったのでずっと電気をあてに行ってました」
という会話です。
「電気」の場合は、置いている場所によって目的は変わってくると思いますが、基本的に凝っている筋肉を細かく動かすことで循環をよくして柔らかくしようとする物理療法の一つになります。
人ではなく機械がしてくれるものになるので、理学療法士の手があかない時やいない時など、対症療法として使用されるものになります。
マッサージはどうでしょうか?
マッサージって「リラックスしたい」っていう時と「調子が悪い」っていう時に行かれる方が多いかと思います。
ではマッサージの効果とは何でしょうか?
マッサージの効果は「かたくなった筋肉をほぐすこと」にあります。電気と同じですよね。
なので、急な運動や久しぶりに長時間同じ姿勢を取っていたなどの方は、急に動くことによって普段動かしていなかった筋肉に力が入り凝ってしまったります。そのため、そういう方にはピッタリになってきます。
リラックス目的になると個人の自由になるので、これも個人がリラックスできるとなるとピッタリだと思います。
ただ、体を治していくとなると話は別になります。
マッサージも大事ですが「運動」の要素も必要になってきます。
どうしてでしょうか?
ここで質問です。いつも凝っている筋肉って日によって違いますか?大体同じですか?
これは人によって違うと思いますが、大体の方は「いつも凝っている筋肉は同じ」になります。
しかし、人によって「いつも凝っている筋肉」は違ってたりします。
それは、人それぞれに姿勢や動き方のクセがあって負担のかかる筋肉が同じだからです。
負担のかかる筋肉が同じということは、筋肉がほぐれてもまた筋肉が硬くなってしまうということです。
では、どうすればいいのか?
それが「運動(ピンポイントのトレーニング)」になります。
いつも負担のかかる筋肉がどうして負担なのかを考えてみましょう。
例えば、デスクワークの多い方は首を支える筋肉にずっと力が入りっぱなしになるため、循環が悪くなって萎縮してきたりします。その場合、首を支える筋肉や体を支える筋肉に力が入ることが大切になります。
別の筋肉が弱っている場合は、そこの筋肉を鍛える必要がありますし、別の場所が硬くてそこに負担がかかってしまっていた場合は、その硬い部分の柔軟性を上げていく必要があります。
そこで「運動(ピンポイントのトレーニング)」が重要な要素になるんです。
凝りと無縁な生活をしていくには「運動」をすることで全身の負担を満遍なく広げることが大切です。
体を治す「運動」にも興味を持たれた方はぜひAlterまで足を運んでみてください。
コンディショニング&フィットネススタジオAlter代表。理学療法士歴15年。ICU〜在宅まで幅広く経験。認定理学療法士(運動器・呼吸器)、呼吸療法認定士、心リハ指導士。論文執筆経験あり。関節ファシリテーションや運動器エコー、ピラティスなどを学んでおり体について悩んでいる人を運動療法で救っていきたいと思っています。