姿勢と風邪の引きやすさ

身体の仕組み

こんにちは!

姫路市飾磨区にあるコンディショニング&フィットネススタジオAlterのHirokiです。

11月に入り本格的に寒くなってきて風邪を引きやすい時期ですよね。

そんな風邪の引きやすさですが、姿勢と関係してたりします。

今回は風邪を引きやすい要素に「姿勢」が関係していることについてお話しますね。

まず、風邪を引きやすい人はどういう人か?

・免疫力が低下している人

・不規則な生活習慣による寝不足

・激しいトレーニング後

・疲れの蓄積

・乾燥した部屋で生活している

が挙がってきます。それぞれに研究での報告があったりします。

それぞれ大事ですが、姿勢とどう関係があるの?ってなりますよね。

実は「乾燥した部屋で生活している」と関係してきます。

どうして乾燥した部屋で生活するのと、姿勢が関係するの?ってなりますね。

まず、乾燥がどうして感染症を起こしやすいのかを説明したいと思います。

僕たちは通常鼻呼吸で生活しています。鼻呼吸は、吸い込んだ空気が鼻毛や粘膜の繊毛、粘液によってウイルスや細菌、塵などが取り除かれた状態で、加温・加湿されて肺に送られます。

しかし、口呼吸は、この鼻フィルター機能や加温・加湿機能がないため、ウイルスや細菌などを含んだ乾いた冷たい空気がそのまま肺に送られます。そうなった時に感染症を起こしやすいということになります。

では、姿勢とどう関係するのか。

現代人で多い姿勢に「猫背」があります。

まず、試しに猫背になった状態でパソコンやテレビを見てください。

どうでしょうか?首が上を向きませんか?そして口が開きやすくなりませんか?

首が上を向いた姿勢は下の顎が筋肉で引っ張られて下に移動しやすいことと、上の顎が首についていくので口が開きやすい傾向にあります。

姿勢が悪い=口が開きやすく口呼吸になる=乾燥しやすいため風邪を引きやすい

ということになります。

姿勢と風邪の引きやすさが関連することが理解いただけたでしょうか?

もうちょっと年齢を重ねると姿勢が嚥下の影響を受けるので「誤嚥性肺炎」になりやすかったりします。

では対処方法はないのか?

姿勢を治すことは改善の一つになりますが、すぐにできることはないのか?

これに関しては乾燥した空気が気管に入らないように注意すればいいので、

・部屋自体が乾燥している場合は加湿してく。

・マスクをして加湿された空気を取り入れる。

などが挙げられます。マスクは息苦しさがあったりして難しいので、加湿を心がけてみましょう。

あと、環境を注意しながら姿勢を治していくようにしましょう。

姿勢って色々な不調に繋がってたりします。

姿勢、見直してみましょう。

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