肩関節周囲炎と肩甲骨:痛みの裏に隠された繋がり

身体の仕組み

こんにちは。

コンディショニング&フィットネススタジオAlterのHirokiです。

今回は肩の痛みで悩んでいる方であったり、ゴルフなどをすると時々肩を痛めてしまうことがあるという方にとっては有益なお話になるかと思います。

まず結論から言いますと「肩関節周囲炎」と「肩甲骨」は深く関係しているということです。

日常の動作や仕事での姿勢の悪さが原因で、肩に痛みや不快感を感じることはありませんか?それが実は、肩関節周囲炎と肩甲骨の関連性に起因している可能性があります。

ちなみに肩関節周囲炎とは一般的に「四十肩」や「五十肩」とも呼ばれているものになります。

肩関節周囲炎:炎症の舞台裏

肩関節周囲炎は、肩の周りの組織や靭帯が炎症を起こす状態です。これには慢性的な炎症や急性な炎症が含まれ、肩関節の可動域が制限されることがあります。肩関節周囲炎は様々な原因によって引き起こされる可能性がありますが、特に重要なのは血流や姿勢の悪さや運動不足、急激な運動などが考えられます。

肩甲骨の役割:姿勢と連携

肩甲骨は、肩の動きにおいて重要な役割を果たしています。正しい位置にある肩甲骨は、肩関節の適切な機能と連携して腕の運動を円滑に行うのに役立っています。しかし、デスクワークや長時間の座り仕事、不適切な姿勢などによって肩甲骨の位置が乱れると、円滑な運動ができずに肩関節に負担がかかってしまいます。それが続くことで肩関節周囲炎のリスクが高まります。また、不良姿勢の状態でゴルフなどを行なっても肩関節に負担がかかってしまうため肩を傷めやすくなってしまいます。

解決策:ケアと予防

では、肩関節周囲炎を予防し、肩甲骨の健康を維持するためにはどうすれば良いのでしょうか?

  1. 姿勢の改善: 正しい姿勢を保つことが、肩甲骨と肩関節の正確な動きをサポートします。デスクワークの際は適切な椅子やデスクの高さを選び定期的にストレッチを行いましょう。また、姿勢改善に向けたエクササイズも大事な運動の一つになります。姿勢によって適切なエクササイズって変わるので、難しい場合は専門家に相談しましょう。※ちなみに僕自身も姿勢改善に悩んでた1人で試行錯誤しながら姿勢改善できています。
  2. 適切な運動: 肩甲骨周りの筋肉を強化する運動が重要です。定期的なストレングス・トレーニングやストレッチを組み込むことで、肩関節の安定性を向上させることができます。
  3. 予防的なケア: 痛みや不快感が既に感じられる場合は、早めに医療専門家に相談しましょう。適切な治療やリハビリテーションが肩関節周囲炎の進行を防ぎ、肩甲骨の健康を保つのに役立ちます。

肩関節周囲炎と肩甲骨の関係は深く、日常の習慣やケアの充実が大切です。肩の痛みや違和感を感じたら、無理せず専門家のアドバイスを受けながら、肩甲骨と肩関節を健康な状態に保ちましょう。

いろんなことに共通しますが、予防であったり、早期発見、早期対処って労力もかかりにくく重症化しにくいのでとても大切なことですよね。その反面、防げた痛みって予防しているので、実感が難しく困ってから対処になりやすいですよね。

年齢を重ねると例外なく体の老化が進みます。その中でも綺麗に年齢を重ねて悩みのない体つくりしましょう。

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