浅い呼吸になっていませんか?
こんにちは!コンディショニング&フィットネススタジオAlterのHirokiです。
今回は「呼吸」についてお話とおすすめのエクササイズのご紹介をしたいと思います。
Alterに来られるお客様は色々な方が来られますが、お客様の中には呼吸の浅い方が多くおられます。
呼吸が浅くなることはあまりいいことではありません。
どうして呼吸が浅くなることが悪いのか、、
呼吸が浅くなることで、肩の筋肉をよく使ってしまい「肩こり」が続いてしまう
呼吸が浅くなることで、交感神経が活性化して疲れやすい、寝つきが悪い
呼吸が浅くなることで、体幹筋の力が入りにくくなり腰痛を持っている
呼吸が浅くなることで起こる弊害は多くあります。
呼吸が浅くなると、一番に思うのは「しっかり吸おう」ですよね。
けど、多いのは「しっかり吐けない」方なんです。
肋骨が開いちゃって、しっかり吐けない人が多いです。
肋骨下角といって、肋骨が広がっていないかを評価する方法があります。
この角度が90度以上になっていると肋骨が広がってしまっているということになります。
一度確認してみましょう!
多くの方で肋骨が広がっているのがわかるかと思います。
では、どうして肋骨下角は広がっているのでしょうか?
よく肋骨下角が広がっている場合、腹斜筋などの腹筋群の運動をしましょうと言われることが多いです。
確かに腹斜筋を鍛えることで肋骨を締めてくれるという役割があるかもしれませんが、中には腹斜筋が強いのに肋骨下角が大きくなってしまっている方も見かけます。
そういう方の原因は後方部分にある「肋骨挙筋」や「肋間筋」が硬くなってしまうことで肋骨がうまく動いてくれないといったことも原因の一つとしてあります。
中でも肋骨挙筋は背部に位置しており、猫背などの不良姿勢で伸ばされてしまう筋肉です。
伸ばされるということは伸長性が乏しい筋肉であれば肋骨を上方に引っ張り上げてしまうために肋骨の動きを阻害してしまいます。
肋骨の動きが悪く呼吸が浅いなと思うお客様は「デスクワーク」に多いです。デスクワークは座っている姿勢が長いのですが、猫背のような座り方になってしまうと先ほど説明したように呼吸が浅くなってしまいます。そうなれば集中力が低下したり、さまざまなところに痛みが出たり、、
では、どのように深い呼吸をすればいいのでしょうか?
それは「肋間筋」や「肋骨挙筋」の運動やストレッチを行う。猫背などの不良姿勢を改善することが大事になります。
今回はそんな「肋間筋」や「肋骨挙筋」に対するアプローチができるエクササイズを紹介したいと思います。
効果としては
肋間筋のストレッチ、肋骨挙筋のストレッチに運動、下後鋸筋のストレッチに運動、腹斜筋の運動、背筋群の運動とストレッチなど多くの効果がある運動です。
呼吸が浅いと自覚のある方は一度試してみてください。
コンディショニング&フィットネススタジオAlter代表。理学療法士歴15年。ICU〜在宅まで幅広く経験。認定理学療法士(運動器・呼吸器)、呼吸療法認定士、心リハ指導士。論文執筆経験あり。関節ファシリテーションや運動器エコー、ピラティスなどを学んでおり体について悩んでいる人を運動療法で救っていきたいと思っています。