腹筋と背筋のバランスを整えるエクササイズ
こんにちは!コンディショニング&フィットネススタジオAlterのHirokiです。
今回は、腰回りの筋肉のバランスを整えるエクササイズについてご紹介しますね。
みなさん、腰痛の経験はありますか?
腰痛といっても椎間板ヘルニアもあればギックリ腰のようなものや、なんとなくだる痛いのようなさまざまな腰痛が存在しています。
その中でも割合として多い「筋・筋膜性腰痛症」へのおすすめのエクササイズとなります。
筋・筋膜性腰痛症とは
筋・筋膜性腰痛症は、腰にある筋肉や筋膜が損傷を受けて生じる腰痛で、日常生活の中での特定の姿勢や動作により発生しやすいとされています。主に、「デスクワークや車の運転などの長時間の同一姿勢」や「前屈みの姿勢を繰り返し行う動作」が原因で、筋肉の過度な使用や疲労が原因で筋肉が硬くなり、それが筋膜を圧迫し血流の悪化を招くとされています。この結果、疲労物質が蓄積し、筋・筋膜の硬さやすべりが悪いまま身体を動かすと、痛みへと変わってしまいます。
不良姿勢からくる筋・筋膜性腰痛症
上記でお伝えしたように日常生活で特定の姿勢を長くとっていると筋肉が硬くなってしまい腰痛に繋がってしまいます。
しかし、中にはそこまで長時間同一姿勢を取っていないのに腰が痛いという方もおられます。
そのような方に多いのが「不良姿勢」となります。
不良姿勢は筋肉のバランスが悪くなってしまい、その姿勢が続くことで同じ場所に負担がかかってしまいます。
その負担がかかる場所で多いのが「腰」になります。
例えば「反腰」の場合です。
反腰の場合、腰の筋肉には常に力が入ってしまい、お腹の筋肉は逆に使わないため弱ってしまいます。
このバランスが続くことで、二つの筋肉には差が開いてしまい、過剰に力が入っている腰の筋肉に痛みが出てきてしまいます。
対処方法
では、どうすればいいでしょうか?
答えは簡単で、
「腰の筋肉の柔軟性を出して、お腹に力を入れる」ことです。
反腰の場合は常に腰の筋肉が過剰に働いて背骨を支えているため、お腹の筋肉に力が入ることで腰の筋肉の仕事量が減ります。
そうなると、持続的に働くことが減るために腰の負担が軽減されます。
今回は、そんな「腰の筋肉の柔軟性を出して、お腹に力を入れる」エクササイズを紹介します。
おすすめのエクササイズ
この運動は腰に力が入ってしまうと、うまく姿勢が保てないようになっています。
お腹に力を入れて腰の筋肉に力を入れず伸ばす意識を持ってしてみてください。
コンディショニング&フィットネススタジオAlter代表。理学療法士歴15年。ICU〜在宅まで幅広く経験。認定理学療法士(運動器・呼吸器)、呼吸療法認定士、心リハ指導士。論文執筆経験あり。関節ファシリテーションや運動器エコー、ピラティスなどを学んでおり体について悩んでいる人を運動療法で救っていきたいと思っています。