ピラティスの研修会に参加してきました。
先日、ピラティスの研修会に参加してきました。
先生はPHIピラティスという団体のマスタートレーナーでもある李福連先生でした。
全国でたくさんの研修をされている先生でもあり、当日はワクワクしながら会場に向かいました。
内容はマットピラティスの総復習と、ピラティス前に行うプレエクササイズというエクササイズを中心に7時間にも渡る研修会でした。
感想としては
「基本を甘く見てはいけない」
ということでした。
研修会はニュートラルポジションという基本姿勢を取るところから始まりました。
その後はニュートラルポジションを保つための体幹筋の安定(センタリング)を中心に行い、色々なエクササイズの動きの一つ一つを丁寧に行っていきました。
意識の向け方、動きの方向、イメージなど少しのきっかけで力の入る場所が全く変わってきます。
なんとなくエクササイズを行っても思ったところに力は入りにくく、ちょっとしたことで力の入り方がすごく変わってきます。
一見外から見ているとほとんど同じような動きに見えることもありますが、使っている筋肉が全然違っていたりします。
適切に狙った筋肉に力を入れるためには基本をしっかり理解しながら、ちょっとした動きの違いを見極める力の重要性を再認識しました。
また、講師の李先生はエクササイズだけでなく、全体を通したエクササイズの順番にも目的を持っており、体の中で刺激を入れていく順番や考え方を学びました。
ある無人のフィットネススタジオにはリフォーマーというマシンが置いてあったりしますが、一般の方が動画や紙を見ながらなんとなくしても適切に力が入るわけでもないため、「こんなもんか」的な感想を持ってしまうかもしれません。
個人的な意見になりますが、ピラティスはインストラクターの技術にかなり左右される運動メソッドだと思っています。
ワンピースのゾロでいうところの閻魔という刀のようなイメージです。 (扱いにくいけど使いこなせるとすごい刀)
余計分かりにくくなってしまったらすみません。
これからも、このピラティスというメソッドをしっかり学んで、お客様の体をもっと変化させていけるような素晴らしいサービスに磨き上げていきたいと思います。
(コンディショニング技術(体を整える技術)にも妥協しません)
今回の講師の李先生、研修を企画していただいた赤木先生(赤木先生にもたくさんのアドバイス頂きました)、会場設営をしていただいたピラティススタジオRincのスタッフの方々、一緒にたくさんのことを学んだ受講生の皆様ありがとうございました。
コンディショニング&フィットネススタジオAlter代表。理学療法士歴15年。ICU〜在宅まで幅広く経験。認定理学療法士(運動器・呼吸器)、呼吸療法認定士、心リハ指導士。論文執筆経験あり。関節ファシリテーションや運動器エコー、ピラティスなどを学んでおり体について悩んでいる人を運動療法で救っていきたいと思っています。