人生オセロゲーム?

思うこと

後悔のない人生を送りたい

誰もが思うことだと思いますし、僕も同じように思いながら生きています

オーストラリアの緩和ケアを長年務めてきたブロニー・ウェアさんの書いた本に、死ぬ時に後悔する5つのことが書いてあり、大きな話題にもなりました

それほど誰もが興味を持っていることなんだと思います

ちなみにこれが5つになります

  1. もっと自分のために生きればよかった
  2. そんなに一生懸命働かなくてよかった
  3. もっと自分の感情を表に出すべきだった
  4. もっと友達と連絡を取り合っていればよかった
  5. もっと自分を幸せにしてあげるべきだった

僕も人生の最後で後悔したくない。ということもあり、いろいろ考えることがあります

僕自身は理学療法士として病院に15年ほど勤務しています

緩和の方のリハビリ(呼吸補助筋のリラクセーションや関節が硬くならない予防、少しでも自分でできることを補助するADL練習など)に入ることもありましたが、緩和以外の骨折で入院した方や病気(肺や心臓、がんなど)で入院した方をたくさんみてきた中で感じることがありました

人生に不満を持っている方もいれば、人生満足です。と胸を張っている方までそれぞれおられました。

確かにブロニー・ウェアさんの本にも書いてあるように「もっと自分のために生きればよかった」と言われる方は多い印象です

特に少し前の世代の女性など、「家庭」に入っていたので、自分のやりたいことを我慢してきたと言われる方はたくさんいます

しかし、同じような環境にあっても後悔している人としていない人はいます

どんな違いがあるのか、、

僕が思ったことは

今を満足しているか、していないか

ここが大変重要だと思っています

例えば、現状に満足している方は、過去にどれだけ大変な苦労や経験をしてきても、この満足できる「今」に到達するには過去の大変だったことも必要なものだったと考えます

過去のことが少しでもズレた瞬間に満足している「今」に至ことができない

だから、過去の辛いことはもう経験したくないと言いますが、後悔ではないと言います

反対に後悔している方は、過去の経験があったとして、満足できない「今」に繋がるので全てが影響していると思ってしまいます

「あの経験があったから不満足な今がある」と思ってしまいます

人間万事塞翁が馬

有名な言葉ですが、この言葉もこういうことを言っているんだと僕は勝手に解釈しています

そういう観点から色々な方とお話すると、やはり共通する部分があって後悔している人ほど「今」に不満を持っています

タイトルにもオセロゲームと書きましたがオセロと似ていて、最後が黒であれば途中の白も黒に変わってしまいます

逆に最後が白であれば、今までの黒も白に変わっていきます

そう思うと、考え方次第では人生を判断するのに今からでも遅くないってことになります

後悔していることが何なのか分析をして、その問題は「今」解決することは難しいことなのか、そういったことを考えて「今」を試行錯誤することが、良い人生を送る秘訣じゃないかなーって、まだまだ人生経験は少ないですが思っていることになります

後悔しない人生を送ることが良いとか悪いとかではありませんが、僕自身は後悔のない人生を送っていきたいと思っています

ちなみに、健康問題は人生の終盤で必ず問題になってきます

実際、年を取るほど話の内容は健康問題の話とよく聞きます

腰や膝、首が痛くて日常生活に活気がなくなる、人生がつまらなくなってくる、1日の大半が痛みを気にしないといけない、、

その健康問題に対して、自分の知識と経験が活かせることになるので、最後には人生良かったなって思える身体作りのサポーターになることが目標です

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