姿勢改善って筋トレだけではダメ

身体の仕組み

こんにちは!姫路でコンディショニング(身体の調整)&フィットネス(エクササイズ)を提供しているHirokiです。

ゴールデンウィークですね。僕は引越しの準備でバタバタしています。

ということは、、ついに店舗が完成しました。落ち着いたお洒落な空間となっています。

お洒落より何より「利用される方がサービスを受けやすい環境」を意識しました。

また是非遊びにきてください!!

では本題です。本日は姿勢改善に必要な要素についてお話させて頂きます。

姿勢改善は誰もが一度は悩んだことのある問題だと思います。

姿勢って年齢を反映したりもしますし、怪我の原因にもなったりします。

「自分は猫背で姿勢悪いかな」って思っている人もいるかと思いますが、どれぐらい悪い姿勢になってるかって冷静に分析できている方って少ないと思います。ある日の写真を見て「えっこんなに自分の背中って丸かったんだ」「意外とO脚だな」とかです。

なんとなくは治したほうがいいと思っているけど治し方が分からない。そんな方は多い方

「姿勢改善って、あれでしょ?筋トレとかダイエットとかじゃないですか?」

こんな声が聞こえてきますよね!

姿勢改善といえば筋トレって一般的です。確かに筋トレは姿勢改善するのになくてはならない要素の一つになります。

けど、実際のところはちょっと違います。

「筋トレも大事ですが、姿勢を認識する」ことが大切です。

先ほどもお伝えしましたが、自分は姿勢が悪いと思っていても、どの程度悪いのかまでを知っておく必要があります。

それに歪んだ姿勢を「真っ直ぐ」と思い込んでいるパターンもあります。

面白い研究があります。

この論文では健常者が姿勢を制御するときに「視覚」「前庭覚」「関節覚」のどれが大きな影響を及ぼしているかを研究したものになります。

いきなり難しい「視覚」「前庭覚」「関節覚」が出てきましたよね。

簡単に説明します。

「視覚」自分の姿勢や歪みを目で確認して調整することです。

けど、目をつぶっても倒れないですよね?

あと、視覚以外に「関節覚」と「前庭覚」があります。

「前庭覚」は耳の部分にある平衡感覚を調整している組織になります。

もう一つは「関節覚」といって、関節がどの程度曲がっているのか、どれぐらいの圧力がかかっているのかを感じるセンサーです。

大きくこれら3つのセンサーのおかげで姿勢は保たれています。

話は戻りますが、この研究では、目隠しをしてゆっくりと地面を5°傾ける。その後にゆっくり地面を戻したところ、どういった反応を示すかを見たものです。

結果は、約半数が直ぐに真っ直ぐに戻りますが、約半数は10秒以上前に傾いたままとなっていました。

これは何を意味するのか?

視覚を遮った状態で姿勢を制御するものは「前庭覚」と「関節覚」の半々ってことになります。

関節覚が有意となると、地面が傾いても姿勢を制御できているため、歪んだ状態で立ってしまっています。

これを、姿勢に当てはめると、、

長年、歪んだままの姿勢を続けていると「歪んだ姿勢が真っ直ぐと勘違いしちゃいます」

これって心あたりのある方もおられると思います。

ある程度真っ直ぐと思っていた自分の姿勢に対して「歪んでいる」と言われたりするのがこれにあたります。

話は戻りますが、

「自分の中での真っ直ぐがズレていると、いくら筋トレしてもなかなか改善が難しい」ということになります。

ではどのようにすればいいか?

姿勢を支える筋肉を鍛える他に、「感覚」を適正にしていく必要があります。

これに対して「鏡」は有効な手段となります。

「鏡」を使うことで「自分の中の真っ直ぐ」と「本当の真っ直ぐ」を一致させていきます。

ピラティスでも鏡って使いますよね。

姿勢を正しくしていきたいと思って運動している方は是非「鏡」をみながら運動してみてください。姿勢は「脳」から調整してきましょう!!

Alterでは医学的・科学的根拠に基づいてコンディショニング&フィットネスを提供しています。

今している「努力」がいい「努力」になるようにお手伝いさせて頂きます。

ぜひ興味のある方はお問合せください。

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