肩こりに整体?マッサージとの違いと、根本改善に必要な視点
肩こりがつらい…。
マッサージに行くとその場ではラクになるけど、すぐに戻ってしまう。そんな経験はありませんか?
実はそれ、「一時的な緩和」と「根本的な改善」の違いに原因があります。
⸻
「すぐ戻る肩こり」には理由がある
肩まわりがガチガチになったとき、マッサージやストレッチで柔らかくすると、その場ではスッと楽になりますよね。
ですが、それで終わってしまうと、またすぐに同じ症状がぶり返すことが多いのが現実です。
それはなぜか?
実は、肩まわりが固まるのには原因があるからなんです。
肩の筋肉は「勝手に硬くなっている」のではなく、別の場所(例えばお腹・背中・骨盤まわり)に弱さや不安定さがあるせいで、それを支えるために無理して頑張っていることが多いのです。
つまり、硬い部分は「結果」であって「原因」ではないということ。
これに気づかずに、硬いところだけをほぐしても、「根本的には何も変わっていない」ので、またすぐに戻ってしまう…という悪循環に。
⸻
Alterの整体は「整えて、動かす」アプローチ
マッサージや整体が悪いわけではありません。
むしろ、適切に使えばとても効果的な手段です。
Alterでは、まず過剰に緊張している筋肉や、動きの悪い関節には徒手療法(手での整体)やマッサージを取り入れて、状態を整えます。
でも、そこで終わりません。
大切なのはその後。
整った体を“使える状態”に変えていくために、運動やピラティスを組み合わせていきます。
⸻
ピラティスを組み合わせるメリット
ピラティスの魅力は、「弱くなっていた筋肉」や「使えていなかった部分」を安全に、そして効率よく鍛えていけること。
特に、姿勢や体の使い方のクセが原因となる肩こりには、正しい体の使い方を“再教育”するプロセスがとても大切になります。
整体 × ピラティスで、
「ほぐして→整えて→動かす」までを一貫して行うことで、肩こりが繰り返さない身体づくりを目指せます。
⸻
どのくらい通えばいいの?頻度と期間の目安
はじめは、週1回~2週間に1回の頻度で通っていただくのがおすすめです。
短期でも整体によってほぐれてきますが、弱くなってしまっている筋肉がある限り、時間経過とともに肩が凝ってきてしまいます。
根本から身体を変えていく、変わっていくのは2~3ヶ月ほどの方が多いです。
写真のお客様は最初の2ヶ月間、1-2週間に1回の頻度で来店され、その後月1回のメンテナンスで肩こりの症状は出ていません。

もちろん症状の強さや生活環境にもよりますが、「気持ちいい」だけで終わらせず、根本からの改善を目指すなら、継続と積み重ねがカギになります。
⸻
まとめ
肩こりに悩む方の多くが、「ほぐしてもすぐ戻る」を繰り返しています。
でもそれは、体の仕組みをちゃんと理解していなかっただけかもしれません。
Alterでは、整体と運動の両面からサポートすることで、
「根本から変わる肩こり改善」をお手伝いします。
気になる方はぜひ一度、体験にいらしてください。
コンディショニング&ピラティススタジオ Alter
平井 青

コンディショニング&ピラティススタジオAlter代表。理学療法士歴15年。ICU〜在宅まで幅広く経験。認定理学療法士(運動器・呼吸器)、呼吸療法認定士、心リハ指導士。論文執筆経験あり。関節ファシリテーションや運動器エコー、ピラティスなどを学んでおり体について悩んでいる人を運動療法で救っていきたいと思っています。